タイの電気料金、年内に史上最高値更新へ

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バンコクポストなどによると、タイ・エネルギー統制委員会は、電気料金を現行のユニットあたり4バーツから4.72バーツに年内に引き上げることを決定した。

ロシアのウクライナ侵攻の影響で、発電のための主燃料である天然ガスの輸入価格が高騰し、発電コストが上昇していることが主な要因。

タイ発電公社(EGAT)は、電気料金に含まれる変動燃料費(FT)をユニットあたり0.26バーツから0.93バーツに引き上げる見通し。

変動燃料費は4カ月毎に調整されており、前回(5〜8月分)はユニットあたり0.47バーツ引き上げられていた。

EGATでは補助金を拠出し電気料金の上昇抑制に努めてきたが、補助金による債務が来月末までに1096憶7000万バーツに達する見通しだという。