次期首相候補についての世論調査で3位だったことについて感想を求められたプラユット首相は6月27日、「世論調査は世論調査。行動は調査結果より雄弁だ」と一蹴した。
タイ国立開発行政研究院(NIDA)が26日に発表した次期首相候補に関する調査で、タクシン元首相の末娘で最大野党・タイ貢献党のペートンターン・チナワット氏(35)がトップで、野党第2党・前進党のピター・リムジャルーンラット氏が2位、プラユット首相は3位だった。
また、同世論調査の政党支持率の項目では、最大野党のタイ貢献党が1位、野党・第2党の前進党が2位だったのに対し、与党・第1党パラン・プラチャーラット党は3位、与党第2党のプームチャイタイ党は8位、与党第3党の民主党は4位と、与党が野党の後塵を拝すかたちが鮮明となった。