タイ政府のトライスリー首相府副報道官は8月7日、バンコク首都圏を対象とし、11月16〜18日の3日間を特別休日とする方針を明らかにした。
アジア太平洋経済協力会議(APEC)のため各国政府の要人がバンコクに集結する会議の開催期間中、道路交通の円滑化と安全の確保を図る狙い。
APECでは、日本や米国、中国など太平洋を含む21カ国・地域が参加し、貿易や投資の自由化、経済協力が協議される。
昨年度の首脳会議は、新型コロナウイルス禍の影響によりオンラインで開かれたが、今回は対面で開催する予定。
タイがAPEC首脳会議の議長国となるのは、1992年、2003年に続き、今回が3回目となる。