米動画配信大手のネットフリックスは、タイで実際にあった洞窟遭難事故をベースに制作されたNetflixリミテッドシリーズ「THAI CAVE RESCUE(ケイブ・レスキュー:タイ洞窟決死の救出)」の世界配信を9月22日から開始する。
同シリーズは、2018年、タイ北部チェンライ県で起きた洞窟での遭難事故をベースに制作。洞窟の内部に取り残されたサッカーチーム「ムーパー・アカデミー(ワイルド・ボアーズ)」の少年12人とコーチ1人を救い出すため、世界中から駆け付けたダイバーによる決死の救出劇を全6話で配信する。
以下、監督・制作総指揮を務めた2人のコメントをご紹介します。
バズ・プーンピリヤ (監督・製作総指揮) のコメント:「この「ケイブ・レスキュー: タイ洞窟決死の救出」は、世界中の人々がタムルアン洞窟遭難事故の救出作戦について感情の側面から見通せる初の機会になります。ワイルド・ボアーズの12人の少年やサッカーコーチのエイク、サマン・”ジャサム”・グナンのようなヒーローたちを中心に、この救出作戦がなければ普段スポットライトが当たることのない人生を送っていた人たちの視点から描くことができました。世界的に有名になった救出劇を通して顔や名前を知られるようになった人たちの背景にある物語を、このような形で伝える機会が得られたことをとても誇りに思います」
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ケヴィン・タンチャローエン (監督・製作総指揮) のコメント:「タイ系アメリカ人として、タイの人々の視点と心を通してこの物語を伝えることができ、本当にうれしく思います。スーパーヒーローの物語を描いてきたこれまでの経験を、この現実世界に生かしたいと思いました。実在するスーパーヒーローたちは、出身や出自に関係なく、同じ目的のために協力しました。真のスーパーパワーとは、人間が持つ不屈の精神を指し、それは私たちが団結することで得られるものだと思います」
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