タイ政府は1月17日、軽油を対象とした物品税の引き下げをさらに4カ月延長することを閣議決定した。同物品税の引き下げ延長は今回が6回目となる。
これまで軽油価格はリットル当たり35バーツ未満となるようリットル当たり5バーツ物品税が引き下げられていた。
アヌチャー政府報道官によれば、今回決定された物品税引き下げだけで約400憶バーツの税収減となる見通しで、これまでの累計では1380憶バーツの税収減になると見積もっているという。
これに対し、アーコム財務相は、「今回の措置が2023年度の歳入全体に与える影響は大きくない」と述べている。