サイアム商業銀行(SCB)経済情報センター(EIC)は1月26日、タイ中央銀行(BOT)が年内に政策金利を0.25%ずつ2回引き上げ2%にするとの予測を発表した。
政策金利の引き上げ時期については今年3月と5月に利上げが行われると予測した。
またEICは、タイのGDP成長率について今年は3.4%になると予想。中国の旅行制限の緩和により中国人観光客がタイに戻ってきたことを挙げ、「観光業の復活が消費と支出の増加につながるだろう」とした。
その他、タイのインフレ率について、昨年の6.1%から今年は3.2%に低下すると予測。
コアインフレ率については、昨年の2.5%から今年は2.7%に上昇すると予測。
為替については、バーツは今年末までに対米ドルで31.5バーツ〜32.5バーツまで上昇すると予測した。