タイ政府、軽油の物品税引き下げを2カ月延長

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タイ政府は9月13日の閣議で、軽油の物品税引き下げをさらに2カ月延長することを承認した。世界的な原油価格の高騰を背景とし製造業の生産コスト増に伴う物価上昇が深刻なため、国民や企業への負担軽減を図る。

軽油の物品税は7月21日から9月20日までリットル当たり5バーツ引き下げることが7月の閣議で承認されていたが、今回の閣議承認により物品税の引き下げは11月20日まで適用が延長される。

タイ政府は今回の減税により税収がおよそ200億バーツ減少するとみている。

タイ政府は、物品税の引き下げのほか、石油基金からの補助金を拠出するなどし、軽油価格の統制を図っており、軽油の小売価格は7月から現在までリットル当たり34.94バーツを維持している。

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