タイ最低賃金、年内に5〜8%引き上げか

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スラチャイ副労働相は7月27日、来年1月に予定されている最低賃金引き上げについて、引き上げ率を5〜8%とする見通しを明らかにした。また、引き上げ時期について、物価上昇の生活への影響を軽減させるため2〜3カ月前倒しで実施する考えのあることを明らかにした。

現地メディアの報道によると、雇用者、被雇用者、政府の代表からなる3者委員会が8月中に最終案をまとめる見通し。

さきにスチャート労働相は来年1月1日より最低賃金の引き上げを実施する意向を表明していたが、物価上昇に対する迅速な支援が不可欠だという労働者代表の意向を汲み取り9〜10月に前倒しで実施する方向で調整するという。

前回最低賃金が引き上げられたのは2020年1月で、最低賃金が最も高いのはチョンブリー県とプーケット県の日額336バーツ、最も低いのは深南部3県のナラーティワート県、パッタニー県、ヤラー県の313バーツ。一方、バンコクは331バーツとなっている。

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