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バンコク開催のバドミントン世界大会、女子単で山口茜が中国選手を下し優勝 男子単はタイ人が準優勝

バドミントンのBWFワールドツアー、タイ・オープンは5月17日、バンコクのニミブット・スタジアムで各種目の決勝を行い、女子シングルスで日本の山口茜(再春館製薬所)が中国の陳雨菲を2-0で下し、優勝を飾った。スコアは21-14、21-18。世界上位同士の対戦となった決勝で、山口は持ち味の粘り強い守備と正確な配球を武器に、最後まで主導権を譲らなかった。

今大会の山口は、準決勝で地元タイの若手ホープ、ピチャモン・オパトニプートを21-11、21-15で退けて決勝へ進出。アウェーの声援を背に受けたタイ選手を相手にしても、ラリーの長短を巧みに使い分け、相手の勢いを封じた。準決勝ではもう一人の日本勢、明地陽菜も陳雨菲と対戦したが、17-21、19-21で惜敗しており、女子シングルスは山口が日本勢の最後の砦となっていた。

決勝の相手となった陳雨菲は、中国を代表する強豪で、安定感と勝負強さに定評がある。山口にとっても簡単な相手ではなかったが、第1ゲームから低い展開で相手を動かし、甘くなった返球を逃さず得点につなげた。第2ゲームも陳が巻き返しを図ったものの、山口は終盤の競り合いでミスを抑え、ストレート勝ちで勝負を決めた。昨年の世界選手権でも山口は陳雨菲を破って3度目の世界女王に輝いており、今回の勝利はその実力を改めて示すものとなった。

日本勢では、女子ダブルスの岩永鈴/中西貴映組(BIPROGY)も決勝に進出した。中国の鮑驪婧/曹梓涵組を相手に第1ゲームを21-19で先取したが、その後は16-21、19-21で逆転負け。惜しくも準優勝に終わった。日刊スポーツも、女子シングルスの山口優勝とともに、女子ダブルスの岩永/中西組の準優勝を報じている。

男子シングルスでは、デンマークのアンダース・アントンセンが地元タイのクンラウット・ビチットサーンを下して優勝した。BWF公式の結果ページでは男子シングルスの金メダルにアントンセン、銀メダルにクンラウットが記録されている。タイのファンにとっては、地元エースの連覇・戴冠への期待が大きかっただけに、悔しい結果となった。

男子ダブルスは、インドネシアのレオ・ロリー・カルナンド/ダニエル・マルティン組が、インドのサトウィクサイラジ・ランキレッディ/チラグ・シェッティ組を21-12、25-23で破って優勝。混合ダブルスでは、デンマークのマティアス・クリスチャンセン/アレクサンドラ・ボイエ組が中国の朱一珺/李茜組を21-17、21-15で下した。

タイ・オープンはBWFワールドツアーのスーパー500に位置づけられる大会で、2026年大会は5月12日から17日までバンコクで開催された。賞金総額は50万ドル。各国の有力選手が集まる中で、山口が世界上位の陳雨菲をストレートで破った意味は大きい。日本女子シングルスの第一人者として、山口はバンコクの舞台で再び存在感を示した。

主な決勝結果

種目優勝準優勝スコア
女子シングルス山口茜(日本)陳雨菲(中国)21-14、21-18
男子シングルスアンダース・アントンセン(デンマーク)クンラウット・ビチットサーン(タイ)詳細スコア未確認
女子ダブルス鮑驪婧/曹梓涵(中国)岩永鈴/中西貴映(日本)19-21、21-16、21-19
男子ダブルスレオ・ロリー・カルナンド/ダニエル・マルティン(インドネシア)ランキレッディ/シェッティ(インド)21-12、25-23
混合ダブルスクリスチャンセン/ボイエ(デンマーク)朱一珺/李茜(中国)21-17、21-15

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