バンコク都心の高級モールで乱射事件、3人死亡

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タイ警察に身柄を拘束される少年

10月3日午後4時20分ごろ、バンコク都心の高級ショッピングモール内のフードコートで14歳の少年が銃を乱射し、5歳の子どもや学生を含む3人が死亡し、外国人を含む4人が負傷した。タイ警察は少年を拘束したが、動機や背景は不明だという。

事件はサイアムパラゴンというモールで発生した。このモールはバンコク中心部の繁華街にあり、若者や観光客に人気がある。事件当時も多くの人が買い物や食事をしていたという。

警察によると、少年は拳銃を持ってモールに入り、フードコートで無差別に発砲。約40分後に警察が到着し、少年の身柄を確保した。少年は銃器不法所持の容疑で逮捕された。少年は事件について何も話しておらず、動機や背景はまだ分かっていないという。

この事件により、5歳の男の子や16歳と17歳の学生が死亡したほか、中国人など外国人を含む4人が負傷し、うち1人は重傷だという。負傷者は近くの病院に搬送された。

タイでは銃所持の規制が緩く、銃撃事件がたびたび発生している。昨年10月には、東北部の託児施設で男が銃を乱射するなどし、幼児ら多数が死亡した事件があった。政府は銃規制の強化を検討しているという。