タイ東部サッケーオ県、野生のゾウが農民を踏み殺す

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タイのゾウ(写真は事件とは関係ありません)

8月6日午後8時ごろ、タイ東部サッケーオ県ワンソンブーン郡のサトウキビ畑で柵の補修作業をしていたタイ人男性(45)が野生のゾウに踏み殺される事件が起こった。現地紙タイラットなどが報じた。

事件現場にいた男性の甥によると、事故当時、2人はサトウキビ畑で、ゾウの進入防止用の柵を補修していたところ、1匹のゾウが歩いてきたため、男性が大声をあげて追い払おうとすると、そのゾウの後ろにいたもう1匹のゾウが男性に向かって突進。

そのゾウは鼻で男性を殴りつけ、地面に叩きつけられた男性の体や頭を踏みつけたという。

男性は頭蓋骨などを骨折し即死した。

その後、2匹のゾウは森の中に歩いて帰っていったという。

現地の役場では野生のゾウに気をつけるよう住民に注意を呼び掛けている。

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