銀行員が車中で自分をメッタ刺し自殺、仕事のストレスか ノンタブリ県で

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8月27日午前11時ごろ、バンコク近郊ノンタブリ県で銀行員の男性(30)が路肩に駐車した乗用車の運転席で血だらけで死んでいるのを通行人が見つけ、タイ警察に通報した。

現地メディアの報道によると、車の中で死んでいたのは、ティスコ銀行でファイナンシャル・アドバイザーを務めるタイ人男性で、男性は運転席を後ろに倒し仰向けになりながら血だらけで死んでいるのを現場に急行した警察が確認した。

警察によれば、男性の左胸には刺し傷が7カ所、首には2カ所、合計9カ所の刺し傷が確認され、車内から刃渡り20センチのナイフ2本が見つかったほか、両親の電話番号が書かれたメモが助手席から見つかった。

男性の妻によると、男性はこの2週間、仕事で悩んでいたといい、26日午前4時ごろ、車に乗って家から出ていったきり戻ってこなかったという。

警察では、家族が仕事のストレスによる自殺で不思議はないとみていることから、他殺の可能性などの事件性は低いとみている。

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