小6女児、実父から強姦されたと被害届 タイ東部ラヨン県

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8月23日午前11時30分ごろ、タイ東部ラヨン県バーンカーイ郡で小6女児(12)が実父に強姦されたとして警察に被害を届け出た。

現地メディアの報道によると、小6女児は小学4年の時から2年間、10回にわたり実父から強姦されたと訴えており、1回目は弟と養母が留守の際、酒に酔って帰宅した実父により犯され、「誰にも言うな。言ったら殺すぞ」と脅されていたという。

女児は現在、実父と義母と暮らしているが、離れて暮らす実母に相談したが信じてもらえなかったため警察に被害を届け出たと主張しており、「実父と義母は叩くのでいっしょに暮らしたくない。サラブリ県にいるお祖母ちゃんのところで暮らしたい」と訴えている。

これに対し、義母は娘を叩いたことを認めているが、親子の間でよくある躾のための体罰だと主張する一方、娘とは2年間しか生活をともにしていないが問題ばかり起こしており手に負えないと述べ、強姦の話は娘の作り話だとした。

同日夕方、飲料水の販売員を務める父親(35)が警察署に出頭。「実の娘を犯すなんてありえない。証人もいる。なんでこんなことをしたのか娘に聞きたい」と述べ、女児の訴えを否認した。

また父親は「最近、娘が携帯電話を盗んで男友達と話しているのをきつくしかった。フェイスブックに陰部の写真を投稿していたので殴った」ことがあり、これを根に持った女児が狂言にでたとしている。

一方、サラブリ県にいる女児のお祖母ちゃんは、孫娘を預かったことがあるが手に負えず父親の元に返したことがあるといい、「どちらの味方をするつもりはない。孫娘は性格はいいのだが、頑固で、友達と遊ぶのが好きで、よく作り話をする」と述べている。

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