女子大生がレイプドラッグの餌食に、元大臣の孫が都内のヴィラで

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女子大生(21)が元大臣の孫(35)にプールヴィラで薬を飲まされレイプされたとして警察に被害を届け出ていた事件で、被害者の女性が8月24日、弁護士らとともに都内ラートプラオ区のチョークチャイ警察署に出頭し、捜査状況の開示を要求した。

現地メディアの報道によると、被害者の女子大生はシンガーソングライター兼俳優をしており、芸能プロダクションや高級酒の商社を経営する容疑者からインスタグラムを通じ「スポンサーになりたい」などとアプローチされた。

8月9日、女性は都内のデパートで仕事の話のため容疑者に面会、容疑者は女性をプールヴィラに誘い込み、女性に韓国焼酎を飲ませていたが、女性は韓国焼酎を2本飲んだことは覚えているが、飲んだ後の記憶がないという。

事件当時、女性の姉は、妹と連絡が取れなくなり心配になったため、携帯電話のGPSで妹の居場所を追跡。

辿り着いたヴィラに入ろうとしたが、容疑者の運転手とみられる男によりヴィラに入るのを阻止されたため警察に通報した。

駆け付けた警官にGPSが示す部屋の確認を要求したが、ヴィラのオーナーが警察高官であることを理由に拒否されたという。

午前2時、女性は姉からの電話で目が覚め、ヴィラから帰宅。帰宅して朝まで眠り、起床後、シャワーを浴びようとした際、体に付着した精液に気づいたため、病院で検査を受けると、陰部から精液が検出されたほか、血液から睡眠薬が検出されたことから、8月11日、警察に被害を届け出ていた。

その後、容疑者の親戚を名乗る人物から女性に電話があり、「孫はこれから政治の道に進んでタイのために働くんだ。お金の問題があるなら助けてあげる。訴訟になるとお互いのためにならない。芸能人の道を開いてやる」どと言われたという。

今回、警察からの捜査状況に関する進捗連絡がないため、今回、弁護士を伴い捜査状況の開示を要求。これを受け、警察は容疑者に対し、8月29日に出頭するよう要請した。

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