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超豪華探査船「シーニック・エクリプス」タイ初上陸!ヘリと潜水艇で極地へ

「世界初のディスカバリーヨット」がついにタイ市場の扉を叩いた。豪州発の超高級クルーズブランド、シーニック・ラグジュアリー・クルーズ&ツアーズが、旗艦「シーニック・エクリプス」のタイ正式展開を発表した。現地旅行会社ワールド・トラベル・デザイナーと組み、急成長する富裕層旅行市場に切り込む。タイラット紙が13日に報じた。

シーニック・エクリプスは、砕氷船級の耐氷構造「ポーラークラス6」を備え、南極・北極まで到達できる本格探査船でありながら、内装は6つ星クラスの豪華仕様という異色の存在だ。乗客定員は最大228人、極地航路では200人に絞り込み、大型客船とは一線を画すプライベート感を追求している。

最大の目玉は、船に搭載された2機のヘリコプターと専用潜水艇だ。ヘリで巨大氷山や氷河を空から一望し、潜水艇では大型窓越しに深海の生態系や沈没船を間近に観察できる。まさに空・海・深海を丸ごと味わう「360度の探検」である。

航路は南極、北極圏のほか、原始の景観が残る豪州キンバリー地域、地中海や南太平洋の島々など。全室スイート・バトラー付きで、フレンチのファインダイニングから鉄板焼きまで10スタイルのレストラン、大型スパやヨガスタジオも備え、料金には飲食やアクティビティがすべて含まれる「オールインクルーシブ」を掲げる。

タイでの展開は、モノ消費から「体験への投資」へ移る富裕層のトレンドを捉えた動きだ。これまで極地クルーズの予約は手続きが複雑だったが、タイ国内で相談から旅程設計まで完結する体制が整うことになる。

バンコクはアジアの富裕層旅行のハブとして存在感を増しており、世界の高級旅行ブランドの参入が続く。タイ人富裕層のみならず、在タイ日本人の間でも話題を呼びそうだ。次の休暇の行き先が「南極」になる日は、案外近いのかもしれない。

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