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タイの「屋台飯」も値上がり!物価上昇率38ヶ月ぶり高水準——エネルギー高騰と極暑が家計を直撃

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タイの庶民の食卓を支えてきた屋台飯が、値上がりしている。4月のインフレ率は2.89%に達し、38ヶ月ぶりの高水準を記録した。

物価上昇の最大の要因は中東情勢不安を背景とするエネルギー価格の急騰で、燃料費は前年比30.23%増と大幅に上昇した。輸送コストの増大が食材の仕入れ値を押し上げ、その影響が屋台や食堂の料理価格に転嫁されつつある。

タイ人の日常食の代表格である「カーオマン・ガイ(鶏もも肉ご飯)」や「パッ・カパオ(バジル炒め)」といった「ひと皿料理」の値段は、多くの店舗で10〜20バーツの値上げが実施された。低所得者層にとって1食30〜40バーツで済んでいた食事が50バーツ台に迫りつつあり、家計への打撃は深刻だ。

タイ政府商業政策・戦略事務所(TPSO)は5月のインフレ率が3.06%までさらに上昇すると予測している。エネルギー価格の上昇だけでなく、記録的な猛暑による食材の傷みや、輸送費・電気代の増加なども重なり、物価上昇圧力は短期間では解消しそうにない。

タイ中央銀行(BOT)は2026年の経済成長率を1.6%と予測しており、物価は上がるのに経済成長は低迷するというスタグフレーションに近い状況に対する懸念も専門家の間で高まっている。

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