飲酒運転の車、都内で屋台に突っ込み夫婦死亡

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7月25日午後3時ごろ、バンコク都内ヤナワ地区のラマ3世通り付近で、飲酒運転の乗用車がT字路をノーブレーキで直進し、歩道で営業中の屋台に突っ込み、店主のタイ人夫婦(50、48)がはねられ死亡した。

乗用車を運転していたのはタイ人の男(60)で、午後1時ごろから近くのタイ料理屋でビールを3本飲むなどし帰宅する途中に居眠り運転をし屋台に突進したもよう。

警察が男を署に連行しようとすると、現場でのアルコール検査をしないことに不満をもった住民らが警察車両を取り囲み、車内の男に殴るけるなど危害を加え、現場が一時騒然となった。

その後、警察は住民らの要求に応じ、アルコール検査を実施し、基準値を大幅に上回るアルコールが検出された。

事故現場で男はすべて責任を取ると語っていたが、男が偽名を使っていたことが警察署で判明した。
死亡した夫婦は事故現場で豚肉の串焼き屋台を20年以上営業していたという。