都内ウィタユ通りにあるペット禁止の高級コンドミニアムの管理会社が、管理規則を破って屋内でペットを飼育していた住人を相手取り損害賠償を求めていた訴訟で、バンコクの裁判所は8月11日、管理会社の訴えを認め被告に対し賠償金14万1500バーツの支払いを命じた。
現地メディアの報道によれば、被告はペット飼育を禁止するコンドミニアムの管理規則を破り管理会社に訴えられ、裁判所でペットをコンドミニアム内に持ち込むのを止めると誓約していたが、これを守らなかったという。
そのため、裁判所は被告に対し、コンドミニアムの共有スペースの管理費用(1日当たり500バーツ)および、原告の弁護士費用(5000バーツ)とその利息5%などとして、総額14万1500バーツを原告に支払うよう命じた。
このニュースはソーシャルメディアで話題になり、この事件を契機に、訴訟に訴えるコンドミニアムが今後増加するのではと懸念する声が上がった。ペットをこっそり飼っている通報者に懸賞金を出すコンドミニアムもあるという。