■「日本行きの夢」が紙クズに!GW直前の“非情宣告”に列島震撼
「もう、二度とあそこには頼まない!」――。微笑みの国の怒りが沸点を超えた。格安航空会社(LCC)の代名詞、タイ・エアアジアXが、燃料価格の異常高騰を理由に、成田・関西・札幌といった主要な日本路線を次々と「間引き欠航」させる暴挙に出た。この空の惨劇が、日本旅行を目前に控えたタイ国民を直撃。SNS上では「#LCCを避けろ」というスローガンが怒濤の勢いで拡散され、かつてのLCC神話が音を立てて崩れ去っている!
■「3便に1便」が消える恐怖…24時間前のメール一本で終了
今回の欠航劇の裏にあるのは、1バレル=200ドルを伺う勢いの「燃油地獄」だ。飛ばせば飛ばすほど赤字を垂れ流す絶望的な状況に、同社は日本路線の「大量間引き」を決断。その手口があまりにも無慈悲だった。
「出発のわずか24時間前に、1通のメールで欠航が知らされた」 という阿鼻叫喚の報告が相次いでいるのだ。数ヶ月前から有給を取り、宿を予約し、子供たちに「雪を見に行こう」と約束していた親たちの夢は、冷徹なシステムメッセージ一本で粉砕された。代わりの便も用意されず、返金は「自社ポイント(クレジット)」という対応に、タイのネット掲示板は呪詛(じゅそ)の言葉で埋め尽くされている。
■「LCCはもう限界だ」SNSで広がる“脱・格安”の動き
今回の炎上で最も注目すべきは、単なる怒りを超えて「しばらくはLCCを徹底的に避けるべきだ」という自衛のコメントが圧倒的な支持を集めていることだ。
- 「数千バーツを惜しんでLCCを選んだ結果、ホテルのキャンセル料で大赤字。結局、高くつく!」
- 「今の燃料状況でLCCに乗るのは、墜落しないまでも『飛ばない』というギャンブル。リスクが高すぎる!」
- 「大切な記念日や家族旅行なら、迷わずタイ航空やJAL、ANAを選ぶべきだ。あそこは客を捨てない」
このように、高くても信頼を買う「フルサービスキャリア(FSC)回帰」への動きが急速に強まっている。SNS上では、航空会社別の「信頼度ランキング」が共有され、ワースト1位にエアアジアが指名されるなど、ブランドイメージは地に落ちたと言っても過言ではない。
■「安さ」が凶器に…微笑みの国に走る深い亀裂
「誰でも飛べる」を掲げてタイの海外旅行ブームを牽引したエアアジアだが、今やその「安さ」は、旅行者の計画を破壊する「凶器」へと変貌した。燃料高騰という不可抗力はあるにせよ、あまりにも無計画な欠航ラッシュに、タイ人の親日心までもが冷え込みかねない事態だ。
タイ・エアアジアX側は「経営努力を継続する」と弁明するが、一度「欠航常習犯」のレッテルを貼られた痛手は大きい。成田や関空のゲート前で途方に暮れるタイ人観光客の姿――。かつての熱狂的な「日本ブーム」に冷や水を浴びせた代償は、燃料費よりも高くつくことになりそうだ。