バンコクに年2回の「影なしの正午」が4月27日12時16分に到来——幻想的な天文現象

4月27日正午過ぎ、バンコクに年2回訪れる「影なしの正午」現象が到来する。タイ国立天文研究所(NARIT)によれば、午後12時16分頃に太陽がバンコクのほぼ真上に位置し、屋外に立つ人の影が足元にほぼ消える。これは「天頂の太陽(Zenith Sun)」と呼ばれる現象で、熱帯圏に位置するタイでは年2回、日本では決して見られない天文イベントだ。

この現象が起きるのは、地球の自転軸が23.5度傾いていることによるもので、赤道から南回帰線(23.5°S)と北回帰線(23.5°N)の間に位置する地域だけで観測できる。バンコクは北緯13.7度に位置するため、春分後の4月と秋分後の8月の2回、太陽が真上に来る。NARITはSNSを通じて「垂直に立てたポールで確認してみて」と呼びかけており、毎年この日を楽しみにしている市民やバンコク在住の外国人が多い。

今年は特に晴れ間が期待される予報で、スマートフォンで撮影した「自分の足元に丸く広がる影」の写真がSNSに大量投稿されることが予想される。また観光関係者の間では「こういったユニークな自然現象をコンテンツとして活用し、タイ滞在の満足度向上に繋げたい」という声も聞かれる。次回バンコクで影が消えるのは、8月頃の予定だ。

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