世界銀行、タイ成長率予測を3.1%に引き上げ

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世界銀行は9月27日、今年のタイの国内総生産(GDP)伸び率予測を2.9%(今年6月の予測値)から3.1%に引き上げた。堅調な民間消費と輸出を引き上げ要因として指摘している。バンコクポストがロイターの報道として伝えた。

来年度のGDP伸び率については、4.3%(今年6月の予測値)から4.1%に引き下げる予測をしている。

来年は世界経済の減速で輸出が低迷する一方、新型コロナウイルスの感染状況の改善に伴う規制緩和により観光セクターが回復すると予測している。

タイを訪れる外国人観光客は今年800万~1000万人に上ると予想されている。新型コロナウイルスが発生する前の2019年はおよそ4000万人だった。

タイ政府は今年のGDP伸び率を3~3.5%と予測している。