タイ新政権は5月中旬誕生か——タイ誇り党・プアタイ連立が最終局面、課題は「山積」

2026年2月8日に行われたタイ総選挙から約3ヶ月。政権交代に向けた最終局面が近づいている。タイ誇り(プームジャイタイ)党とプアタイ党の連立協定が成立し、議会での首相指名投票が5月中旬に予定されている。

各紙の報道によると、今回の選挙は保守・ナショナリスト勢力が21世紀で初めて勝利を収めた選挙となった。タイ誇り党のアヌティン党首が首相候補として最有力視されており、プアタイ党との連立で過半数確保を目指す。

5月11日にタクシン氏が出所したことで、プアタイ党を背後で支えるタクシン一族の影響力が改めて注目されている。

しかし、新政権が直面する課題は山積している。

30年ぶりとも言われる低成長見通し、米国との貿易摩擦、カンボジアとの国境緊張、深刻な家計債務問題——どれをとっても容易ではない。政権の安定性と政策実行力が、タイの経済・社会の行方を左右することになる。

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