プラユット首相らへの不信任案、反対多数で否決

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タイ野党が提出していたプラユット首相ら閣僚11人に対する不信任決議案は7月23日、下院で採決が行われ、いずれも反対多数で否決された。連立与党の一部議員が造反する動きを見せたものの順当に否決された。

不信任案可決のためには賛成票が最低239票必要だったが、プラユット首相兼防衛相は、反対256票、賛成206票、棄権9票を獲得した。

反対票が最も多かったのはプラウィット副首相で、反対268票、賛成193票、棄権11票、最も少なかったのはチュリン副首相兼商務相で、反対241票、賛成207票、棄権23票だった。

2019年の選挙以降に提出された4回の不信任決議案はすべて否決されており、2023年3月に任期満了を迎える下院での不信任案採決は今回が最後となる見通し。

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