タイ観光スポーツ省はこのほど、娯楽施設の営業時間を現在の午前2時から午前4時まで延長する計画を明らかにした。バンコク、パタヤ、クラビー、プーケット、フアヒン、サムイ島、チェンマイなどの主な外国人観光エリアのみに限定して実施される見通し。
クルンテープ・トゥラキットなどによれば、外国人観光客に特化した観光エリアの審査が実施される。都内ではトンローやエカマイなどのエリアは営業時間の延長の対象外、カオサン通りは対象内となる見込み。
同省では、各都県の知事に対し、営業時間延長の経済・社会的影響および必要性について調査するよう要請しており、9月末までにタイ政府の新型コロナ感染症対策センター(CCSA)に提案し、観光ハイシーズン(11〜2月)前の10月中に導入したい考え。
同省では10〜12月の3カ月に月平均150万人の外国人がタイを訪れると予測しているという。