タイ東部パタヤ拠点にネット闇金、香港マフィア16人逮捕

スポンサーリンク
タウンハウスで手入れを行うタイ警察

タイ警察は10月5日午後3時ごろ、タイ東部の観光地パタヤのバンラムン地区にある3階建てタウンハウスで手入れを行い、違法な高金利で貸金業を営んでいたなどとして中国人16人を逮捕した。

現地メディアの報道によると、「外国人マフィアがタウンハウスを拠点に違法行為をしている」との通報をもとに摘発を行い、現場に居合わせた中国人16人を逮捕したほか、現場から携帯電話20台やコンピュータ、コピー機などを押収した。

取り調べによれば、容疑者らは6カ月前に観光ビザを取得してタイに入国。インターネットを使い、香港の顧客に対し、最大年利50%など法外な高金利での貸付サービスを提供するなどしていた。

容疑者らは付近住民に怪しまれないよう頻繁に住所を変更し、手入れされたタウンハウスには最近引っ越してきたばかりだった。

タイを拠点に犯罪行為を行っていたことについては、「香港に近く、旅費や宿泊費などの経費が抑えられる」と供述している。

容疑者らの身柄は、今後、香港当局に引き渡される予定。