アユタヤの工業団地3カ所、洪水警報レベル引き上げ

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タイ中部チャイナート県のチャオプラヤー・ダム

タイ工業団地公社(IEAT)は、タイ中部チャイナート県のチャオプラヤー・ダムとアユタヤ県のラマ6世ダムからの放流量の増加に伴い、アユタヤ県内にある工業団地3カ所の洪水警報をレベル2に引き上げた。

IEATによると、両ダムからの放流量の増加と降り続く雨の影響により、アユタヤ県内のバンパイン工業団地、ハイテック(バンワー)工業団地、ナコンルアン工業団地(旧サハラタナナコン工業団地)の洪水リスクが高まっている。

これに対し、IEATのウィリット総裁は、「これらの工業団地は、気象庁の天気予報や王立灌漑局の放流報告書を確認し、各団地周辺の水位を定期的にチェックしているほか、排水ポンプの動作確認を実施するなど、日々、緊急事態に備えている」と述べた。

またナコンルアン工業団地では、同工業団地は2011年に発生した大洪水で被災した後、敷地内に堤防を高さ4メートルに補強したほか、排水ポンプを増強しており、2011年のような大洪水が繰り返されることはないと述べている。

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