バンコク高級邸宅が“詐欺の城”に!韓国人11人電撃逮捕

微笑みの国の中心地で、冷酷な「同胞喰い」が横行していた――。タイ警察当局は23日までに、バンコク都内の高級住宅街にある豪邸を家宅捜索し、特殊詐欺に関与したとして韓国籍の男ら11人を電撃逮捕した。

■ 狙われたのは「韓国の情」と「切実な家計」

逮捕されたグループは、バンコク中心部のプール付き高級ビラを拠点に、韓国本国の住民をターゲットにした「偽コールセンター」を運営。その手口は非道極まりないものだった。

  • 「低金利融資」の罠: 生活に困窮する多重債務者に対し、実在する大手銀行を騙って「既存の借金を一括返済すれば、超低金利で再融資する」と接触。保証金名目で数百万円を振り込ませ、そのままドロンする。
  • 「検察・警察」の威圧: 「あなたの口座が犯罪に利用されている」と検察官を装って電話をかけ、偽の捜査令状をSNSで送信。資産保護のために指定口座へ全財産を移すよう指示し、一瞬にして老後の蓄えを奪い去る。
  • 巧妙な「転送システム」: 韓国国内の番号に見せかける発信元偽装装置を使い、海外からの着信を警戒する市民の隙を突いていた。

被害総額は判明しているだけで数億ウォン(数千万円)に上るが、押収された名簿には数千人分の個人情報が記されており、実際の被害は数億円規模にまで膨れ上がるのは確実だ。

「まさか隣の豪邸が…」 近隣住民は絶句する。24時間体制で警備員が巡回する鉄壁のセキュリティーを逆手に取り、グループは外部との接触を一切断って「闇のオペレーション」を継続。室内からは050番号を生成する大量の通信機器、PC、そして標的の心理を操るための「対話マニュアル」が押収された。

■ 潜伏先としてのタイ、当局が監視強化 タイ警察幹部は「外国人が自国民をターゲットにする犯罪拠点としてタイを利用することは断じて許さない」と語気を強める。近年、東南アジアを拠点とする外国人犯罪グループの摘発が相次いでいるが、今回の「高級住宅街での運営」は、その資金力の潤沢さと組織の肥大化を改めて浮き彫りにした。

【今後の焦点】 タイ当局は、背後に大規模な国際犯罪組織が関与しているとみて、韓国警察(インターポール)と連携。余罪の追及とともに、暗号資産(仮想通貨)を使った資金洗浄ルートの解明を急ぐ方針だ。

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