バンコク都内の高架道路の下でバラバラに切断された女性(30)の死体が見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された男(35)が女性殺害前に入念な計画を立てていたことなどが10月3日、明らかになった。
現地メディアの報道によれば、容疑者と女性はコンドミニアムの販売をした際に知り合い、援助交際するようになり、女性が殺害されたバンコク近郊サムットプラカーン県サムロンヌアにあるコンドミニアムで逢瀬を重ねていた。
容疑者には家族があったものの、女性と正式に交際したがっていたが、女性にはその気がなく、女性が男との距離を置くようになったことに不満をもっていたことを殺害の動機として男は供述した。
男は、女性殺害前、女性の死体を遺棄する場所を物色するなど3カ月以上前から綿密な殺害計画を立て、3カ月前に高架道路下に死体を埋めるための穴を準備していたという。
また、男は、女性殺害を実行する前に勤務先の不動産会社を退職して犯行に及んでいた。
9月29日、男は犯行現場となったコンドミニアムに女性を誘い込み、女性が携帯電話をいじっているところを、用意していたナイフで喉元を切り裂き女性を殺害。
女性殺害後、ハリウッドの犯罪映画をみて研究した通り、死体をトイレで切断し、30日に高架道路下の穴に死体を遺棄したという。
事件の詳細はこちらから