女性会社員が車内で拳銃自殺、高速道路を運転中に発砲

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現場検証を行うタイ警察

10月3日午前6時ごろ、タイ東部チャチュンサオ県バンパコン郡の高速道路下り車線で、中央分離壁に衝突し停止していた乗用車の中から、女性が頭から血を流し死亡しているのを事故現場にかけつけた救急隊員が発見した。

警察が調べたところ、死亡していた女性はタイ東部チョンブリ県シーラチャにある建設会社に勤務する女性会社員(49)で、死体発見当時、車はすべてのドアがロックされており、女性は頭から血を流し、シートベルトを締めたまま運転席に座っていた。

女性の右こめかみには弾痕が確認され、運転席の側からは拳銃1丁がみつかった。

警察が高速道路の監視カメラの映像を確認したところ、午前5時25分ごろ、女性の車が中央分離壁に衝突し、衝突してから救急隊が到着するまでの間、事故車両から乗り降りする人はいなかったことが確認されたことから、警察では、女性が自宅のあるバンコクから勤務先のシーラチャーに向かって高速道路を走行中に突発的に拳銃自殺を図ったものとみている。

遺書などは残されておらず、自殺原因について、家族も心当たりがないことから、個人的なトラブルによるものではないかとみている。

死亡した女性は、実家がバンコク都内パーシージャルーンにあり、勤務先が遠かったため、週末のみ母親が住む都内の実家に帰り、平日はチョンブリ県シーラチャのアパートで一人暮らしをしていたという。