漁船で女性が裸になりイカ釣りツアーへの参加をインターネット交流サイト(SNS)で宣伝していた問題で、パタヤ在住のタイ人の女2人(27、24)が10月19日午前9時、タイ頭部チョンブリ県のサタヒープ警察署に出頭し謝罪を行った。
現地メディアの報道によると、タイ人の女2人は、SNSのツイッターなどで「イカ釣り+胸を見る+貝を鑑賞+イカのショット+刺身、飲み物付」と謳い、料金1人あたり3000バーツのイカ釣りツアー(4時間)を宣伝。
宣伝動画の中で、同県内にあるバンサレー・ビーチ沖合のイカ釣り漁船の船上や同ビーチでタイ人の男2人とともに裸になったり股を広げるといった姿を露わにしてSNSで拡散したため、地元の住民から非難の声が集まっていた。
警察によると、署に出頭した2人は動画の撮影は不適切だったと述べ、地元住民への謝罪を行ったほか、動画は宣伝広告用ではなく、SNSで人気を獲得するためのコンテンツ作成のためのものだったと釈明した。
警察への供述によれば、2人は、10月2日、交際相手の男性2人を含む4人で漁船をチャーターし、イカ釣りに出かけた際、コンテンツを作成。コンテンツをバズらせるために裸になった女性2人を交際相手が動画を撮影しツイッターなどに投稿していたという。
イカ釣り漁船のオーナーは、「イカ釣りをしている時に女性が服を脱ぎだした。漁船の操縦士が制止したが、チャーターしているのだから自由にさせてくれと言われた。まさか動画をSNSに投稿し、スキャンダルになるとは、、、、」と述べている。
一方、動画撮影が行われた地元の郡長は、「バンサレーの観光イメージが大きく傷つけられた」と事態を重く見ており、今後、法的手続きに訴えたいとしている。
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