満月の夜開かれる「フルムーンパーティー」が有名なタイ南部スラタニ県の離島・パンガン島のハードリンビーチで7月16日深夜、外国人観光客およそ2万人がパーティーを楽しんだ。
現地メディアの報道によると、この日、同島のホテルは満室状態で、通常、観光客の大部分は欧米人だが、今月はサウジアラビアやオマーンといった中東諸国からの観光客が目立ったという。
タイとサウジアラビアは、タイ人清掃員が盗んだサウジアラビア王室の宝石をタイに持ち込みだことにまつわる「ブルーダイヤモンド事件」と、関連のサウジアラビア外交官射殺事件をめぐり30年以上外交関係が冷え込んでいたが、2022年1月、両国の外交関係修復で合意している。
なお、次回のフルムーンパーティーは8月12日に開催される予定。