国際麻薬組織のNZ人、逃亡先バンコクで逮捕 プーケットに潜伏

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タイ警察に逮捕されたニュージーランド人

タイ警察は10月19日、ニュージーランド警察と共同記者会見を開き、ニュージーランド当局などから恐喝など複数の容疑で指名手配されていた国際麻薬組織のニュージーランド人の男(43)をバンコク都内ラートクラバン区で逮捕したと発表した。

現地メディアの報道によると、容疑者は主にニュージーランドで活動する国際犯罪シンジケート、コマンチェロMC(CMC)のメンバーで、2020年にタイに合法的に入国した後、ビザ失効後も不法滞在しながらタイ南部プーケット県に潜伏。

タイ人の妻とともに、表向きは、レストラン、タトゥーショップ、フィットネスクラブなどの事業を営みながら、裏で麻薬取引を行っていた。

逮捕状が出されていることに気づき、プーケット県からバンコク近郊サムットプラカン県に逃走していたが、10月18日に都内ラートクラバン区のショッピングモールにいるところをタイ当局により逮捕された。

タイ当局は容疑者の身柄を米国当局に引き渡しており、米国で起訴された後、ニュージーランドに送還され、さらなる罪に問われることになる見通し。

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