米下着大手、閉鎖したタイ工場に解雇金

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バンコク近郊サムットプラカーン県バンプリー郡バンサオトンで、女性用高級下着を受託生産していた縫製工場、ブリリアント・アライアンス・タイ・グローバル社が昨年3月、コロナ禍の業績不振で突如閉鎖され、従業員1,250人への法廷解雇保証金が未払いになっていた問題で、発注元の米ファッション・ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」が総額830万米ドルの解雇保証金を支払った。

各紙の報道によると、タイ労働省は、ブリリアント社の倒産後、親会社で香港を拠点とするクローバー・グループに対し、タイ労働者保護法に基づき解雇保証金を支払うよう求めたが、同グループはこれを拒否していた。

ブリリアント社では、「Lane Bryant」「Torrid」の両ブランドも受託生産していたが、両ブランドを保有する米シカモア・パートナーズは保証金の支払いには応じていないという。

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