タイ長者番付、セブンイレブンのCPグループ一族が首位

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米経済誌フォーブズがこのほど発表した2023年版のタイ長者番付トップ50で、タイおよび近隣諸国でセブンイレブン事業などを展開する財閥チャルーン・ポカパン(CP)グループの創業家であるジラワノン家が資産総額340億米ドルで、昨年に続き首位となった。

グループ傘下の通信大手トゥルー・コーポレーションが同業のトータル・アクセス・コミュニケーション(DTAC)を買収したことなどで、資産を前年の265億米ドルから75億米ドル増やした。

2位は、栄養ドリンク「レッドブル(クラティン・デーン)」製造会社の創業家のチャルーム・ユーウィタヤー氏。資産総額は334億米ドルで、前年から70億米ドル増加した。

3位は「チャーン・ビール(ビア・チャーン)」を製造・販売するTCCグループを率いるジャルーン・シリワタナパクディ氏。資産総額は136億米ドルで、前年から24億米ドル増加した。

4位は流通大手セントラル・グループを創業したジラティワット家。資産124億米ドルで、前年から18億米ドル増加した。

5位は発電大手ガルフ・エナジー・デベロップメントを創業したサーラット・ラタナワディ氏。資産総額は113億米ドルで、前年から2億米ドル増加した。

上位50位の資産総額は合計で1730億米ドルで、前年比で約15%増だった。

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