タイ個人情報保護法、6月1日より完全施行

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タイで初めて個人情報の取り扱いを包括的に定めた個人情報保護法(PDPA)が6月1日より完全施行される。同法は、当初、2019年5月の施行が計画されていたものの、企業の準備不足を理由に1年延期され、昨年はコロナ禍を背景にさらに1年延期されていた。

同法施行により、個人情報を収集、利用、開示する事業者は、事業活動を通じて得た顧客、取引先、自社の従業員の個人情報についての適切な管理・取り扱いが義務付けられる。違反した場合、罰金や懲罰刑が科せられる。

タイでは、2020年5月に携帯電話最大手アドバンス・インフォ・サービス(AIS)のユーザー情報80億件が流出したほか、昨年8月にはタイ政府が管理する外国人旅行者1億600万人以上の個人情報が流出するなど個人情報の流出が相次いでおり、同法の完全施行が急務となっていた。