スポンサーリンク
スポンサーリンク

日本の靴量販店ABC-Martがタイ進出へ!アジア展開を加速、日系小売の攻勢また一つ

日本最大級の靴量販チェーン「ABC-Mart(エービーシー・マート)」がタイ市場への進出を検討していることが分かった。タイ経済紙プラチャーチャートが報じたもので、タイとインドネシアを次の重点市場と位置づけ、アジア展開を加速させる構えだ。

ABCマートはスニーカーから革靴、スポーツシューズまでを幅広くそろえる専門店として日本全国に店舗網を持ち、韓国や台湾、ベトナムなど海外でも事業を拡大してきた。豊富な品ぞろえと自社企画ブランドを組み合わせたビジネスモデルが強みで、東南アジアではベトナム事業が先行している。タイ進出が実現すれば、バンコクの主要商業施設への出店が有力視される。

タイの靴市場は、スニーカーブームの定着でカジュアル・スポーツシューズの需要が拡大中だ。バンコクでは有名スポーツブランドの直営店に加え、韓国系・中国系ブランドの参入も相次ぎ、若者の「足元消費」は活況を呈している。日本ブランドへの信頼が厚いタイでは、「日本と同じ品ぞろえ」を打ち出せるABCマートの存在感は小さくないだろう。

日系小売のタイ攻勢はこのところ目立っている。ドラッグストア、生活雑貨、アパレルと業態を問わず出店が続き、日本式の接客や品質管理がタイの消費者に支持されてきた。訪日旅行で日本の店舗を体験したタイ人が、帰国後も同じブランドを求める「逆輸入型」の消費行動も追い風だ。

進出時期や出店形態など詳細はこれからだが、タイの靴売り場の勢力図を塗り替える可能性を秘めた一手。日本でおなじみのあの黄色いロゴがサイアムに並ぶ日は、そう遠くないかもしれない。

タイトルとURLをコピーしました