タイ最低賃金、引き上げ時期を10月に前倒しか

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来年1月に予定されている最低賃金引き上げについて、スチャート労働相は8月9日、5〜8%の引き上げ率で10月1日に前倒しして実施させる意向を明らかにした。

スチャート労働相は先月、物価上昇の生活への影響を軽減させるため、最低賃金の引き上げを2〜3カ月前倒しで実施する考えのあることを明らかにしていた。

スチャート労働相によると、各県の賃金委員会は賃上げ案を作成し、現在最終承認手続き中で、全国の賃上げ案は今月中にまとめられ、来月閣議に提出され、10月から適用される見通しだという。

ただし、新しい最低賃金は全国一斉に同時適用はせず、プーケット、バンコク、東部経済回廊地域などの物価水準の高いエリアを先行して10月1日より引き上げることになるだろうとしている。