セーター・タウィーシン首相兼財務相は9月18日、来年1月1日より最低賃金を日額400バーツに引き上げる方針を明らかにした。
最低賃金引き上げについて、セーター首相は、「最低賃金の引き上げは国民の経済的幸福を向上させるための政府の短期政策のひとつである」と述べた。
現在の最低賃金は都県毎に決められており平均337バーツのため、今回の引き上げ幅は約19%となる見通し。
前回最低賃金が引き上げられたのは2022年10月で、最低賃金が最も高いのはチョンブリ県、ラヨーン県、プーケット県の354バーツ、最も低いのは深南部3県のナラーティワート県、パッタニー県、ヤラー県、タイ北部ナーン県、タイ東北部ウドンタニ県の328バーツ。一方、バンコクは353バーツ。