
バンコクが、選挙モードに突入した。
2026年のバンコク都知事選挙に向け、候補者の登録が完了し、抽選による候補者番号が確定した。タイラットによると、現職のチャッチャート・シッティパン知事は「9番」を引き当て、最大のライバルとみられる「モムコン」ことクラチョム・チャクラポン・ユーンユー候補が「1番」となった。
各候補の横顔と公約
チャッチャート(9番):2022年の前回知事選で歴史的大差で当選した現職。洪水対策・自転車インフラ・公園整備・文化イベントなどでバンコクを大きく変えたと評価される。今回は「継続と発展」を軸に、さらなる公共交通の整備と経済活性化を訴えている。
モムコン(1番):元内務大臣、民主党の重鎮。今回は高齢者福祉・交通渋滞対策を政策の柱に据えている。チャイワット(人民党系):プラチャチョン推薦候補。党の組織票を基盤に、若者・中間層への訴えかけを図っている。
争点——「実績対変化」の構図
最大の争点は「チャッチャートの実績をどう評価するか」だ。最新の世論調査ではチャッチャートがリードを維持しているが、浮動票の動向次第では大接戦となる可能性もある。バンコク1,000万市民の審判が下る日が近づいている。