外国人価格にタイホテル協会が懸念

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タイ人と外国人の料金が異なる二重価格をホテル宿泊料に導入する政府案について、タイホテル協会のマリサ会長は「需要が弱すぎて(外国人価格を)コロナ禍前の価格水準まで上げるのは非現実だ」と懸念を示した。

政府案によれば、外国人価格にはコロナ禍前の価格水準、タイ人価格には割引価格で異なる宿泊料を設定する方向で今後検討するとしていた。

マリサ会長はまた、「すべてのホテルがより多くのマージンを得るため、より高い価格で運用したいが、競争激化と過剰供給がそれを困難にしている」と述べ、キャッシュフロー重視の価格戦略をとらざるを得ないのが現状だとした。