8月7日午後12時35分ごろ、都内チャトゥチャック区ウィパワディー・ランシット通りにある国営タイ石油(PTT)の本社ビル火災があり、33階が全焼した。駆け付けた消防隊が消火作業にあたり、火は15分ほどで鎮火された。死者はでなかったが、清掃員ら2人が煙を吸い込むなど軽傷を負った。
火災はPTTの本社ビル「エナジー・コンプレックス(ENCO)」内にある36階建てのA棟の33階の休憩用フロアで発生。火災当時、同フロアは改装工事中で、可燃性の建材が多数保管されていたもよう。
火災発生当時、ビルからは大きな黒煙があがった。
火災用スプリンクラー設備は作動しなかったもようで、同ビルの安全担当者は、規定の温度に到達しなかったためだとしている。
警察当局は出火原因などを追って調査するとしている。