タイ東北部で覚醒剤1000万錠押収5人逮捕 ラオスから密輸か

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押収した覚醒剤1000万錠を前に記者会見するタイ警察

タイ警察は10月24日、先週タイ東北部で行われた麻薬の取り締まりで、ラオスから密輸されたとみられる覚醒剤1000万錠を押収し容疑者5人を逮捕したと発表した。

発表によれば、取り締まりは、ラオスからムクダハン県とロイエット県を経由してマハサラカム県に向かう大量の覚醒剤があるという情報提供を受け19日に実施された。

マハサラカム県内での取り締まりで、不審な車2台を発見し、車がガソリンスタンドに停車したところを急襲するなどし、車の中から10袋に入った覚醒剤400万錠と銃2丁を押収し、運転手など3人を逮捕した。

またロイエット県での取り締まりでは、ピックアップ・トラックから16個の袋に入った覚醒剤600万錠を押収し、運転手と同乗者の男2人を逮捕した。

容疑者らは、タイ東北部ナコンパノム県からアユタヤ県の顧客まで麻薬を運ぶために雇われたと供述している。

タイ警察では、タイ東北部を拠点としてラオスから麻薬を大量に密輸している麻薬犯罪組織がいるとみており、2019年と2021年に摘発された約825キロの覚醒剤を密輸した犯罪組織と同一組織が背後にいあるとみて今後の捜査を進めるとしている。

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