タイ東北部で大量無差別殺人、38人死亡10人重軽傷

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犯人の元警察官

バンコクポストによると、10月6日午後12時10分ごろ、タイ東北部ノンブアランプー県ナークラーン郡にある保育所に拳銃と刃物で武装した元警察官(34)が押し入るなどし、少なくとも子供22人を含む38人を殺害し、10人が重軽傷を負った。

タイメディア「単独犯による過去最悪の大量無差別殺人事件」

事件発生当時、保育所では児童が昼寝をしており、殺害された児童のほとんどは寝ているところを犯人に刃物で喉元などを切りつけられ殺害された。

死者数には犯人が含まれ、犯人は保育所での殺害後、ピックアップトラックで自宅に戻っていたところをタイ警察に包囲された後、妻子を射殺してから拳銃自殺した。

犯人は、保育所での殺害後、およそ5キロ離れた自宅まで車で戻るまでの間に、銃と刃物で道行く人を襲ったほか、車を運転し人を轢くなどし、9人を殺害した。

警察によれば、犯行動機は不明で、警察では、犯行当時、犯人が麻薬の影響下にあった可能性を指摘している。

覚醒剤所持で警察を懲戒免職

犯人は今年1月、覚醒剤所持で警察を懲戒免職されており、犯行当日の午前中、覚醒税1錠の所持で起訴されていた事件で同県の裁判所に出廷しており、出廷後、保育所での犯行に及んだ。

現地メディアの報道によれば、同事件は「単独犯によるものとしては過去最悪の大量無差別殺人事件」となった。

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