
タイの子どもたちにとって「日本に行く夏」は最高の夢になっている。プラチャーチャートトゥラキットが発表した最新調査によると、タイ人家族の学校休みの旅行先で「東京」が断トツの1位に輝いた。しかもその人気は年々上昇中だ。
タイのX(旧Twitter)やFacebook、TikTokでは「子連れ日本旅行」の投稿が日々あふれている。2026年5月現在、タイのSNSトレンドを見ると「日本」「東京」「日本旅行」といったタグが常に上位をキープしている。
タイ人家族が日本を選ぶ理由
調査では、タイ人家族が日本・東京を選ぶ理由として以下の声が上がっている:
- 「安全安心」:子どもを連れて行っても安心な治安の良さ
- 「食べ物の多様性」:子どもが好きなラーメン・寿司・たこ焼きが充実
- 「テーマパーク」:東京ディズニーリゾート、ユニバーサルスタジオジャパン(大阪だが)への関心
- 「清潔さ」:街が清潔で電車もほぼ定時通り
- 「SNS映え」:浅草・原宿・渋谷など「インスタ映えスポット」が充実
タイ人の声を聞いてみた
タイのSNSからタイ人たちの生の声を紹介しよう:
- 「東京は別格!子どもが生まれて初めての海外旅行は絶対日本にしようと決めていた。安全で食べ物が美味しくて、本当に最高だった。もう5回行った」(Facebook)
- 「なぜ日本がここまで人気かというと、タイ語が通じなくてもGoogle翻訳があれば困らないし、何より現地の人が親切だから。バンコクの友人たちはほぼ全員日本に行ったことがある」(X / @thai_travel_fam)
- 「日本のコンビニだけで1週間生活できる。食事のクオリティが異常に高い」(TikTok / @mami_travelth のコメント欄)
- 「夏休みは日本。冬休みも日本。もうタイにいる時間より日本にいる時間の方が長いかも(笑)」(Facebook / ページ「Thailand-Japan Travel Guide」)
- 「日本語が読めなくてもなんとかなるのがすごい。英語表示も多いし、QRコードで案内してくれる場所も増えた」(Pantip)
なぜタイ人はこんなに日本を好きなのか?
タイと日本の文化的親和性は深い。仏教文化のつながり、お互いの国への敬意、そして何より「タイ人への親切な対応」が積み重なってきた。タイの学校ではずっと前から「日本の勤勉さ」を手本として教えてきた歴史もある。
さらに近年は日本のアニメ・マンガ・食文化がタイのZ世代に深く浸透しており、「聖地巡礼」目的で日本を訪れる若いタイ人も急増中だ。「子どもの頃から憧れてきた国に、自分の子どもを連れて行きたい」という気持ちが、ファミリー旅行需要につながっているとも言える。
日本人読者へのメッセージ
「日本が当たり前」と感じている日本人にとって、タイ人から見た日本の魅力は新鮮な発見かもしれない。「普通の日常」が世界中から憧れられている——そんな視点で日本を見直してみると、見えていなかった素晴らしさに気づくかもしれない。
