仏教寺院の変死体事件で寺男自首、タイ南部ソンクラ県

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8月14日早朝、タイ南部ソンクラ県ハジャイ郡の仏教寺院の境内で男性(47)の変死体が見つかった事件で、8月14日午後5時、ハジャイ警察署に自首してきた寺男(48)が殺人容疑などで警察当局により逮捕された。

警察の取り調べによると、13日夜、境内にいた容疑者は、被害者が携帯電話で友人らを誘い寺院に強盗に入るよう話しているのを耳にし、かっとなり男性の頭部を材木で3回殴り殺害。首に白い布を巻き林の中に遺体を引きずり込んだと供述。

被害者の財布は証拠隠滅のために水路に捨てたが、中身には手を付けていないという。

殺害動機について、容疑者は、寺院の金庫に保管されていた現金40〜50万バーツを守るため犯行に及んだと供述している。

被害者の家族によると、被害者はうつ病を治療中で、普段は家に引きこもっており、寺院に行くのを見たことがなかったと述べている。