麻薬中毒者が小学校で発砲事件、タイ南部ナコンシータマラート県

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学校前で逮捕される麻薬中毒者の男。逮捕当時、終始、笑みを浮かべていた。

10月7日正午ごろ、タイ南部ナコンシータマラート県ロンピブーン郡で、銃で武装した麻薬中毒者の男(34)が小学校に侵入しようとしているところを正門前で警察当局により逮捕された。男は銃を4発発砲したが、怪我人はなかった。

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前日にはノンブアランプー県の保育所銃撃事件で38人死亡

現地メディアの報道によると、男は自宅で夫婦喧嘩をし、妻を暴行した後、「息子を殺してやる」と言い残し、車で家を出たため、男の妻が「夫が銃を持って学校に向かった」と学校に連絡。

学校は正門を閉じ、警察に通報していたため、男が学校に到着する数分前に警察当局が学校に到着していた。

警察当局は、不審な男が運転するピックアップ・トラックが学校前に到着したため、トラックの右側にパトカーを停めると、トラックは逆走し、トラックの後部を塞いでいた別のパトカーに衝突。

衝突後、男はトラックを前進させ、1台目の車に衝突して停止。トラックから降りた男は腰から銃を抜いたため、当局は男を取り押さえ逮捕した。

現場からは、覚醒剤17錠、拳銃と弾丸10発、散弾銃と弾丸55発が押収された。トラックの助手席には、男の友人(33)が乗っていた。

逮捕当時、覚醒剤2錠を服用

友人によれば、子供を学校に迎えに行くので同伴してくれるよう男に頼まれていたいう。2人はそれぞれ覚醒剤を2錠ずつ飲んでいた。

警察によると、男は覚醒剤の不法所持などで逮捕されており、最近、刑務所から出所したばかりだった。

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