都内ウドムスックで窃盗犯逮捕、盗品1000万バーツ以上押収

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高級時計など押収された盗品

タイ警察は10月17日午後10時ごろ、バンコク都内バンナー区のスクンビット通り(ウドムスック通り)にあるコンドミニアムの一室で、ピサヌローク県出身のタイ人の男(48)を窃盗容疑で逮捕し、総額1000万バーツ以上の盗品を押収した。

現地メディアの報道によると、押収された盗品は60品目以上で、金の延べ棒、高級腕時計、宝石、金のネックレス、古紙幣など、総額1000万バーツ以上。

その他、容疑者の部屋から、容疑者が盗難に入る候補とする住宅の場所や間取り等の情報が示された手書きのメモが見つかり、メモには、公務員や教師、警察官のほか、元警察署長の住宅が含まれていた。

手書きメモの内容について、容疑者は、窃盗の罪で過去に服役していた際、刑務所で知り合った囚人から情報提供を受けたと供述。

囚人らは高級住宅での仕事を請け負った際などに住宅内の間取りなどの情報を収集し、窃盗仲間と情報を共有していたという。

容疑者は刑務所から出所した後、職についておらず、手書きメモの情報をもとに窃盗を繰り返してきたものとみて、タイ警察では、今後、押収した盗難品の調査と容疑者への取り調べを進めるとしている。