世の中には度肝を抜かれる話がある。これはその典型だ。
タイ中部の飼い主が愛犬2匹のポメラニアンに、合計14万バーツ(約60万円)以上の価値がある金のネックレスを飲み込まれるという前代未聞の事態に遭遇。犬たちは緊急開腹手術を受け、ネックレスは無事に摘出された。飼い主も犬も命に別条はなかったが、医療費まで上乗せされることとなった。
「なぜ食べる?」謎の行動
飼い主によると、金のネックレスを置いていたところを2匹が発見し、遊んでいるうちに誤って飲み込んだとみられる。2匹が食欲を失い元気がなくなったため、急いで動物病院に連れていったところ、レントゲン検査で胃の中に金属製の物体が確認された。
獣医師は即座に手術を決定。2匹とも無事に手術を終え、金のネックレスは原形をとどめた状態で摘出された。「金は消化されないので形はきれいなままでした」と獣医師は語った。飼い主は「命が助かって良かった。でも心臓が止まるかと思った」と安堵の表情を見せた。
手術代も加わって「二重の出費」
金のネックレスの価値だけでなく、緊急手術の費用も相当な額になったとみられる。タイでの動物の緊急手術は数万バーツにのぼることも珍しくなく、「ネックレスを取り戻せてよかったが、トータルで考えると笑えない出費だ」と飼い主は苦笑した。
タイのSNSでは「犬も金が好きなのか」「高級な食事だった」「これはもはや金の守り犬」「愛犬が強盗に早変わり」などのコメントが相次ぎ、一時的に国内トレンド入りを果たした。
金は口の中で溶けない——これはポメラニアンが身を持って証明した事実だ。ネックレスも戻り、愛犬も無事。これをハッピーエンドと呼ばずして何と呼ぼう。