タイ国鉄(SRT)は10月12日午前、タイ中部ペチャブリー県のチャアム駅周辺の線路が広範囲にわたり冠水したため、同駅を通過するすべての列車の運行を見合わせると発表した。
現地メディアの報道によると、8~11日にかけて降り続いた雨の影響で、チャアム駅構内の線路がおよそ50メートルにわたって深さ25センチほど冠水するなどし列車の運行が困難になった。
そのため、タイ国鉄では列車の安全な運行が確保できるまで同駅を通過するすべての列車の運行を見合わせるという。
12日にチャアム駅を通過する鉄道を利用した人々は、チャアム駅の両隣の駅となるペチャブリー駅とフアヒン駅でタイ国鉄が手配したバスに乗り換えチャアム駅周辺の洪水を回避した。