タイ警察、違法オンラインカジノを摘発

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5月26日午後6時30分ごろ、タイ警察はタイ東北部ナコンラチャシマ県パクチョン郡カノンプラのリゾート内で違法に操業していたオンラインカジノの摘発を行い、従業員18人を現行犯逮捕した。

各紙の報道によれば、同リゾートは山中にある閑静なリゾートで、同カジノはリゾートの10部屋を賃貸し、アドミンと呼ばれる従業員18人を月給15,000バーツで雇い、インターネットカジノを運営。YouTubeチャンネル「ジャー・ローク」を通じ、視聴者をオンラインカジノサイト「www.biz99.bet」「www.aladdin.bet」に誘導し、毎月2,000万バーツを荒稼ぎしていたという。今回の摘発により、デスクトップPC10台、ノートブックPC5台、携帯電話30台、銀行通帳12冊を証拠として押収された。

同カジノはタイ人を対象としたオンラインカジノをカンボジア国内で4年間営業していたが、2020年初旬からコロナ禍でカンボジアとの国境が閉鎖されてしまったため2021年に同リゾートに拠点を移していたという。

警察によれば、押収した銀行通帳から同カジノの運転資金は9億バーツに上るとみられており、オンラインカジノの運営者を逮捕するため捜査を拡大する方針だという。

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